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署名のお礼とご報告
艦載機移転反対の署名をありがとうございました。
昨年2月から米軍艦載機の岩国移転に反対する署名活動を行った結果、周防大
島町民の67.2%の方々から署名をいただきました。ありがとうございました。
大島を良くしていくために、このように多くの方が関心を寄せてくださったこ
とをとても嬉しく思います。これは今後も大きな力になると信じます。
でも、大島町議会は皆さんの意志を無視しました。
町議会は、騒音と引きかえに交付金をもらうことにしてしまいました。移転反
対の態度を示したのは、浜戸議員と広田議員の二人だけで、誠に残念です。
交付金は一時的なもので、岩国市庁舎補助金のように一方的に取り消されるこ
ともあります。しかし騒音と危険は孫子の代まで続きます。国と町は、わずか
な交付金で私たちを納得させようとしています。
国が決めたことでも、住民の意思で変えられます。
沖縄では、名護市の基地建設が決定されて10年経っても、クイ1本も打たせ
ていません。もともと艦載機移転計画は、あの逮捕された守屋氏が進めたもの
です。
年金問題、教科書問題、薬害肝炎問題など、国が決めた政策でも、良くなけれ
ば住民の力で変えられています。艦載機移転計画も変えられるのです。
厚木で拒否されたものを岩国へ移そうとしています。
厚木やその他の基地周辺の住民は、騒音に耐えられず、裁判に訴えて勝ち、国
が82億円の賠償金を住民に支払うことになりました。その厚木で拒否された
ものを岩国へ押しつけているのです。艦載機が来れば、騒音と危険が倍増する
のは目に見えています。
岩国が艦載機を受け入れると、大島も犠牲になります。
井原前岩国市長は、住民投票と市長選挙で示された住民の意志を尊重して、
移転反対の態度を貫いてくれました。岩国市長が移転容認派の市長にかわって、
大変 難しい状況になりましたが、岩国を中心とする広い範囲の住民の力を結集
して、井原 前市長の方針を貫き、移転計画を中止させて、大島を米軍艦載機の
騒音災害から守らねばなりません。
移転計画中止までがんばりましょう。
大島の静かな空を守る会
(連絡先:代表委員 河井弘志 周防大島町日前1039 Tel & Fax :0820-73-0198)